生活・あそび

自分で自分の身の回りのことができる。
自分で考えて、自分で決めて行動できる。
そんな“生きるちから”を子どもたちに育てていきたい。
子どもが意欲的・主体的になるための原動力は何でしょう?
それは「楽しい」「やってみたい」と思える生活やあそびです。
そして「楽しい!」「できた!」と子どもが感じた時、「本当だね。楽しいね」「上手だね」とそのサインを見逃さず返してくれる大人の存在がとても大切になってきます。
みつばち保育園では子どもたちが安心できる環境のもと、保育士の温かい眼差しの中でゆっくり丁寧に毎日の保育を積み重ねていきます。

毎日の繰り返しの中で見通しを持ってできるようになる生活力

 はじめは誰でも、大人が手取り足取りお世話をしないといけません。
目と目を合わせて「今からミルクのもうね」「お着換えするよ」と毎日丁寧に繰り返し言葉をかけていくと、ある日自分から哺乳瓶に手を添えてきたり、ズボンに足をとおそうとする姿が出てきます。子どもは見たり、聞いたり、色々なことを感じ取りながら日々学んでいます。
 できたことをしっかり認めながら、お世話の質も変えていきます。一人ひとりの成長発達に合わせながら、できることは見守り、少し難しいことは手伝う。大きい幼児クラスになったら、“手をかける”から“目をかける”へと少しずつシフトしていきます。
 大人に言われてするのではなく、毎日の繰り返しの中で「できる力」がついて、それが「当たり前」にできるように働きかけていきます。

子どもたちの発達段階に合わせた少人数保育

 みつばち保育園は0歳児12名、1歳児22名、2歳児24名、3歳児20名、4歳児21名、5歳児21名の120名定員です。
 0~2歳児にとっては非常にクラス集団が大きくなるので、少人数のグループを作って保育を行っています。一人ひとりと丁寧に関われるように、子どもたちの「先生、見て!」「できたよ」というちょっとしたサインも見逃さないようにするためです。
 特に0・1歳児は個人差も大きいので、0歳児グループ、0・1歳児混合グループ、1歳児グループ2つの合計4グループを作り、一人ひとりの成長発達を捉えながら、それぞれにあった働きかけができるように工夫しています。