食べる

食べることは生きること。
食べることは、こどもの身体づくりの土台となります。
一緒においしいねと食べることは、子どもの「こころ」を豊かにします。
みつばち保育園は安心安全な旬の食材を取り入れた、「からだ」も「こころ」も喜ぶ給食づくりを目指しています。

保育園の真ん中にある給食室

 みつばち保育園の給食室は、園舎を入ってすぐのところにあります。
子どもたちからは、ごはんを作っている様子がよく見えます。
食材を切る音、鍋から出てくる湯気、おいしそうなごはんの匂い。子どもの背の高さに合わせたカウンターで、野菜や魚などの食材を直接見たり触ったりもします。五感でフルに感じるからこそ、「おいしそう」「食べたい」という意欲が育ちます。
 作っている職員からも、子どもたちの様子がよく見えます。
「お散歩からまだ帰って来ていないから、もう少しお味噌汁を温めておこう」
温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で、一番おいしく感じられるタイミングで子どもたちに提供します。
 食べる量、食の好み、咀嚼の力など、子どもたちによって様々です。側でいつも見守っているからこそ、子どもたち一人一人に合わせた食事指導ができます。アレルギーへの配慮、スプーンや箸の持ち方、食事のマナーも自然に身につくように働きかけます。

作ることの楽しさ・食べることの喜び

 全ての食べものは生きています。
生きているものをいただくことで、自分たちは大きくなれる。
育てること(栽培活動)・作ること(クッキング)を通して作る楽しさや食べる喜びを実感し、作り手への感謝の思いもふくらみます。
園庭には畑や果樹(みかん・さくらんぼ・ブルーベリー)があり、食材や食べることへの興味関心につながります。
「食」を大切にする人になってほしいと願っています。