今日は、劇団 ”虹色どんぐり”を招いて「おおきくなぁれ 虹のたね」の劇を観ました。
虹色の不思議な種を拾った、もりこちゃんが種を植えます。種が成長していく姿を観察日記につけ見守るもりこちゃん。種が葉を出し成長する中で、雑草が隣に生えてきますが、雑草にも生命があるからと抜くのではなく、一緒に共存し成長できるように見守ります。雨が降り風が吹き、1度はしおれてしまった葉や雑草も、もりこちゃんや太陽に守られて元気に育ち、最後には虹のような7色のきれいな花を咲をかせる素敵なお話でした。
雨にうたれる葉を心配し、元気に枝を伸ばし始める葉を見て「よかった!」「大きくなってる!」と喜ぶ子どもたち。葉やもりこちゃんの気持ちに共感したり、相手の思いをくみとる優しい気持ちが育っていることが伝わってきました。仲間と協力しながら育ちあうこと、つらいことがあっても一人ではなく仲間と一緒なら乗り越えられることが伝わる素敵な劇でした。
最近は携帯やテレビなど画面を通して見る機会が多くなっている中で、実際に目の前で動く人形、歌、踊りなどは子どもたちの心に働きかけいきいきとした表情で楽しむ子どもたちでした。