11月8日に【まつり芸能集団 田楽座】さんがみつばち保育園に来てくれました。普段は長野県伊那市を拠点に活動している方たちなのですが、大阪に来られるということで「ぜひ、みつばち保育園の子どもたちに生の伝統芸能を見せてあげたい」と講演を依頼したところ快く引き受けてくださいました。せっかくの機会なのでたくさんの人たちに呼びかけようと隣の第2中学校の体育館をお借りし、卒園児や保護者にも声をかけました。夕方の4時からという時間にも関わらず、小学校1年生から上は中学2年生まで来てくれて開場はすぐに満員御礼に!
「ドーン!」と太鼓の音が鳴り響いて、♪海のお囃子が始まるとパチパチと音に合わせて手拍子する子どもたち。楽しいと思わず身体が動いてしまうというのはこういうことなのだなと、こちらも見ていて嬉しくなりました。
♪大黒舞・♪とりさしまいの演目では、身体全体の動きと、声が無くてもちょっとした手の動きや視線だけで表現する伝統芸能の技に会場のあちらこちらで大笑いが起きていました。TVやネットなど普段はデジタルな映像に慣れている子どもたちですが、何をしているのかイメージしながら楽しんでいる姿に「いい文化は子どもたちの心を動かすなぁ」と思いました。本当に「笑う門には福来る」なひと時を過ごすことができました!
楽器体験コーナーでは5歳児ばらぐみの代表が、子どもたちにも馴染みのある♪幸せなら手を叩こうの曲に合わせて、和太鼓・鈴・鉦(かね)を使って演奏体験をさせてもらいました。音もばっちり合って会場から「おぉ~」という歓声が上がりましたが、後で田楽座の皆さんからも「みつばち保育園の子どもたち、リズム感ばっちりでした。太鼓はなかなか難しいんですよ」とお褒めの言葉をいただきました!
滋賀県の祭り囃子である♪水口囃子(みなくちはやし)で、お祭りの時の心躍るワクワクを存分に感じた後は、アンコールで♪ソーラン節を披露して下さりました。ソーラン節は運動会で子どもたちが取り組んだこともある演目だったので、「あ!知ってる。これやったよな」という卒園児からの声も聞こえてきたり、在園児の子どもたちも「どっこいしょ どっこいしょ ソーラン ソーラン」の掛け声に合わせてみんなで一緒に踊って楽しみました。
年に一度は「こどもたちに良い文化を伝えていこう」と行っている文化行事。今年度も保護者の会と共催で開くことができました。ありがとうございました!